じ「せっけん」のような塊でも、成分を見ると全く違います。

石鹸だけど石鹸じゃない?合成界面活性剤


石鹸の作り方は、油分に強アルカリ性の成分を反応させて作ります。

・油分に水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を反応させる  →  石ケン素地
・油分に水酸化カリウム(苛性カリ)を反応させる    →  カリ石ケン素地
・水酸化ナトリウムと水酸化カリウムの両方を使用    →  カリ含有石ケン素地

この強アルカリ成分が劇薬だということで、危険視する意見もあるようですが・・・
中和されているので、問題はないと思います。
実際、何十年も使ってきた中で、私自身トラブルを感じたことはありません。


原料には、「石ケン素地」などと表示されたり、石鹸の原料から表示されていたりします。

[ゼノア] クリームソープ

ゼノア3
ゼノア クリームソープ 全成分
石ケン素地、 酸化チタン、 香料、 トコフェロール

石ケン素地に香りと防腐効果を加えた、シンプルな石鹸です。


アンティアン 「ラベンダーハニー」

アンティアン ラベンダーハニー

ヒーリングソープ一白桃 全成分
無農薬有機栽培ラベンダーエッセンシャルオイル、無農薬有機栽培ホホバオイル、オリーブオイル、 スイートアーモンドオイル、ココナッツオイル、パームオイル、ラベンダーはちみつ、精製水、苛性ソーダ


一方・・・
↓ 某大手メーカーさんの石鹸の全成分です。

カリ含有石ケン素地、水、グリセリン、コカミドプロピルベタイン、塩化Na、アルギン酸Na、セスキオレイン酸ソルビタン、ラウロイルサルコシンNa、グルコン酸Na、ポリクオタニウム-39、酸化鉄、オリーブ果実油、チャ葉、チャ葉エキス、グンジョウ、ローカストビーンガム、グリチルリチン酸2K、エチドロン酸4Na、ペンテト酸5Na、マルトース、BG、ペンチレングリコール、オリーブ葉エキス、フェノキシエタノール


グリセリンは保湿料ですね。
色々な植物エキスも入って贅沢そうに見えますが・・・

コカミドプロピルベタイン、セスキオレイン酸ソルビタン、ラウロイルサルコシンNa、ポリクオタニウム-39 ・・・
これらが合成界面活性剤です


見た目はどれも似たような固形石鹸。

でも、中味は全く違う。

当然、合成界面活性剤を使用した石鹸の方がいい泡立ちになるでしょう。
洗い上がりもすっきり

その使用感を出すために、合成界面活性剤を配合するわけです


汚れ落ちがいいのはありがたい。
泡立ちがいいのはうれしい。

中味の違いを分かった上で使用するならいいのですが・・・

前回の記事でも触れた通り、合界には「生体分解されにくい」という点があります。

それが長い使用の中で、肌にも体にも環境にも影響を及ぼしてくること、考えてほしいと思います。



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